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2017年7月30日日曜日

『すばる』で谷崎由依『囚われの島』について書きました

『すばる』2017年8月号で谷崎由依さんの『囚われの島』(河出書房新社)について書きました。
http://subaru.shueisha.co.jp/
養蚕を軸に、百年前の村と現代の東京が繋がります。それで明らかにされるのは、いかに近代化したように見える現代の会社も相変わらずのムラの論理に支配されており、その中で女性は踏みにじられ続けている、という事実です。
民俗学的な幻想を交えた本作では、様々なレベルでこの一世紀を生きた女性たちの苦しみと喜びが鋭く暴かれていきます。邪悪な父親との闘いを描いた谷崎さんは勇敢な書き手だと思いました。