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2016年1月29日金曜日

町田康さんと対談をしました

雑誌『公研』2016年1月号で町田康さんと対談をしました。
http://www.koken-seminar.jp/new.htm
あまり書店では見かけないですが、橋爪大三郎さんや山極壽一さんなんかも書いている硬派な雑誌のようです。
対談のタイトルは「いまのアメリカ文学から見るアメリカのいま」という、ちょっと回文のようなものでで、ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』からベンジャミン・フランクリン、果ては『宇治拾遺物語』や『古今和歌集』まで、すごく多岐にわたる話をしました。
一貫して印象的だったのは、町田さんの素直で謙虚で繊細なお人柄です。しかもこれほどの知性を持った方が世の中にはたして何人いるものだろうか、と話していて思ってしまいました。
かっこいい大人とはこういう人のことを言うのでしょう。
以前から町田さんの作品の大ファンだったのですが、こうした対談が実現して、本当に嬉しいです。町田さん、そして関係者のみなさん、深く感謝しております。