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2014年6月26日木曜日

7月20日に堀江敏幸さんと対談します

『狂喜の読み屋』(株式会社共和国)刊行記念ということで、7月20日に紀伊國屋書店新宿南店で堀江敏幸さんと対談します。
http://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-South-Store/20140625161124.html
会場は午後1時半、スタートは2時からです。40席ほど椅子の用意がありますが、立ち見もオーケーだそうです。
堀江敏幸さんはもちろん優れた小説家・エッセイストですが、同時にフランス文学者であり翻訳家でもあります。当日は外国語や日本語で文学を読むことや訳すこと、読むことと書くことの関係など、多岐にわたる話ができればいいなと思っています。
堀江敏幸さんの主要な訳書は以下の通りです。

ロベール・ドアノー『不完全なレンズで』(月曜社)
フィリップ・ソレルス『神秘のモーツァルト』(集英社)
ミシェル・リオ『踏みはずし』(白水Uブックス)
ジャック・レダ『パリの廃墟』(みすず書房)
エルヴェ・ギベール『幻のイマージュ』(集英社)
エルヴェ・ギベール『赤い帽子の男』(集英社)
パトリック・モディアノ『八月の日曜日』(水声社)

翻訳だけでもすごい数ですね。
そして堀江さんご自身の作品もフランス語にも訳されています。
Le Marais des Neiges. Gallimard, 2012.(『雪沼とその周辺』)
Le pave de l'ours. Gallimard, 2006. (『熊の敷石』)
ここらへんは紀伊國屋書店新宿南店でもおそらく扱いがあると思います。紀伊國屋書店新宿南店の6階は洋書専門フロアに改装されたのですが、行ってみると凄まじいです。英語だけでなく、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語などのコーナーも充実しています。しかも選書がいいですね。訊いてみたら、英語がネイティヴ同様にできる社員さんが二人常駐して選書に加わっているようです。ただ遊びに行ってみるだけでもとても楽しいと思いますよ。